丸運が2月7日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高338億5000万円(前年同期比3.0%減)、営業利益3億4300万円(80.7%増)、経常利益4億6500万円(38.1%増)、親会社に帰属する当期純利益2億5200万円(4.8%増)となった。
セグメント別では、貨物輸送の売上高170億5200万円(3.3%減)、経常利益8500万円(900万円減)だった。
自動車向けアルミ材輸送量は回復傾向にあり、また、機工業務における一貫物流業務の受注、料金改定の進展や流通拠点における冷蔵貨物の取扱増及び基幹システム導入費用等の減少による増益要因はあった。しかし、空調機器在庫調整に伴う部材減産及び情報機器の減産に伴う高機能半導体の輸出減により、引続き素材物流は全般的に低調に推移したことに加え、一部物流拠点のリフォーム工事費用増により減収減益となった。
エネルギー輸送の売上高114億9200万円(2.8%増)、経常利益1億8700万円(2億100万円増)だった。
通期は、売上高457億円(1.9%減)、営業利益5億9000万円(34.2%増)、経常利益7億円(14.3%増)、親会社に帰属する当期純利益4億8000万円(51.8%増)を見込んでいる。
中央倉庫/4~12月の売上高3.4%増、営業利益12.2%減