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日本郵船/ストルト・タンカーズと多目的ケミカルタンカー6隻建造

2024年02月16日/IT・機器

日本郵船は2月16日、同社とStolt Tankers(ストルト・タンカーズ)の合弁会社であるNYK Stolt Tankers社が、中国のNantong Xiangyu Shipyard(ナントン・シャンユウ・シップヤード)と6隻のパーセルケミカルタンカーの建造契約を同月5日に締結したと発表した。

パーセルケミカルタンカーとは、化学製品や動植物油などをはじめとする多種類の貨物を搭載できる多目的ケミカルタンカー。

発注した6隻は載貨重量3万8000トンの大型ケミカルタンカーで、ステンレス製のカーゴホールドを持ち、多様なケミカル製品の輸送に対応できる仕様。省エネ技術を搭載し、港での停泊中に陸上設備から必要な電力の送電を受ける設備を備えている。

6隻は2026年から2029年にかけて順次竣工し、ストルト・タンカーズが運営するケミカル・タンカー・プールに投入される予定。

今後、日本郵船は堅調な需要の伸びが予想されるケミカルタンカー事業を強化するとともに、同事業の第一人者であるストルト・タンカーズとのパートナーシップを深めていくとしている。

■新造船の概要
船種:パーセルケミカルタンカー
竣工時期:2026年~2029年(予定)
全長:184.9m
全幅:32.2m
貨物タンク数:30個
総トン数:3万トン
造船所:Nantong Xiangyu Shipyard(中国)

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