物流DXベンチャーのアセンドは2月21日、福岡県で同月20日に開催された「ICCサミット FUKUOKA 2024」で、スタートアップの登竜門と言われるピッチ・コンテスト「Digital Transformation(DX)・カタパルト」に登壇し、3位に入賞したと発表した。
ICCサミットとは、「ともに学び、ともに産業を創る。」をモットーとした約3日間の大型イベント。事業・組織・産業など幅広いテーマで各種セッションやディスカッションプログラムが組まれ、毎回400名以上が登壇、総勢1000人以上が参加する、国内最大級のピッチ・コンテスト。
同社の日下瑞貴代表は、「審査員の方々から『SaaS(=業務効率化)の域を超え『業界変革』に発展させる強い可能性を感じた』とのコメントをいただき大変嬉しく思っている。『物流の2024年問題』が叫ばれ、今年は当社にとって特に勝負の年。全社一丸となって精進していきたい」とコメントしている。
アセンドは2020年3月に創業。中小規模の運送事業者でも手軽に業務効率化・経営DXができるクラウドツールの開発を志し、トラック運送事業者向けの運送管理システム「LogiX (ロジックス)」を提供。国土交通省をはじめ関連省庁の物流業界の実態調査・分析事業も担い、マクロの政策提言と草の根の双方から物流業界のDXを支援している。