サンリツは2月29日、千葉県成田市に新倉庫「成田新倉庫（仮称）」を建設すると発表した。
新倉庫は、同社の「成田事業所第二倉庫」隣接地に建設。成田地区での主要顧客の取扱貨物量拡大に対応するほか、成田空港滑走路新設を見据えた新規顧客の獲得に備える。
建物規模は地上5階建て延床面積2万6777.68m2で、全館に空調設備を導入し、倉庫内冷蔵・冷凍エリアも設ける。また、太陽光発電設備や、EV（電気自動車）充電設備など、環境負荷の低減に寄与する設備も採用する。
建設費には、同日付で契約を締結したシンジケートローンで調達する53億円を充当する。
■新倉庫の概要
建設地：千葉県成田市十余三瓜生池37-1他15筆
敷地面積：1万832.99m2
構造：鉄骨造 地上5階
延床面積：2万6777.68m2
主な設備：全館空調、倉庫内冷蔵・冷凍エリア、非常用発電機、5トンクレーン他
環境負荷低減設備：太陽光発電、EV（電気自動車）充電設備、LED照明・人感センサー、居住域空調に対応した空調設備・換気設備
着工時期：2025年4月（予定）
竣工時期：2026年6月（予定）
