国土交通省は3月1日、高速道路の暫定2車線区間について4車線化を順次事業化しているが、昨年5月に成立した「道路整備特別措置法及び独立行政法人日本高速道路・債務返済機構法の一部を改正する法律」による料金徴収期間の延長によって、得られる財源を活用しつつ、4車線化を実施することにしたと発表した。
そこで、来年度に新たに着手する4車線化の候補箇所として災害、渋滞、事故発生箇所などを総合的に勘案し、計11か所約57㎞を選定した。
また、4車線化の準備調査候補箇所として、今後、事業実施環境を整えるため、調査に着手する計5か所約30キロメートルを選定した。
なお、2019年9月に課題の大きい区間を優先整備区間(約880㎞)として選定し、4車線化を順次事業化している。
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