セイノーホールディングスは3月7日、傘下企業である地区宅便が「いいモノゴトをおこす」をミッションに、Eコマース事業者向けのSaaSを展開するand.dと連携し、簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「Shopify」を利用して、ECサイト構築から入出庫、配送までをワンストップで提供する新サービスを開始すると発表した。
サービス利用には、事業者は3つの条件を満たす必要がある。「Shopifyを利用してECサイトを構築する（している）事業者」、「and.d社が提供する「配送料カスタム.amp」を利用する（している）事業者」、「商品の保管と配送を地区宅便に依頼する事業者」だ。
対象商品はポストインサイズの商品で、（3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、重さ300g以内）。
価格は、ECサイト構築（shopifyの利用が前提）が、100万円～（税別）。配送費用は、1都3県が1個につき250円（税別）、それ以外は1個につき350円（税別） ※いずれも離島は除く。
この新サービスを利用することでShopify利用事業者は配送業務を一括で物流事業者に委託でき、本業に特化できるようになる。セイノーホールディングスは、今後もEC事業者に持続可能な新たな配送手段を提供していくとしている。
