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セイノーHD/ウクライナ避難民やこども食堂への輸送に貢献

2024年03月21日/3PL・物流企業

セイノーホールディングスは3月21日、コケナワと協業し、関係企業から提供された物資を被災者に配送する食品配送支援を開始。第一弾として、3万5000本のアイスクリームを420か所のこども食堂やウクライナ避難民に配送したと発表した。

<冷凍倉庫での流通加工の様子(昭和冷蔵 東TOKYO-DC)>
20240321seino1 - セイノーHD/ウクライナ避難民やこども食堂への輸送に貢献

この取り組みは、コケナワが運営する被災者や避難者を支援したい企業や慈善団体と、支援が必要な人をマッチングする情報プラットフォーム「デジタル大使館」と、セイノーホールディングスのコールドチェーン輸送網を組み合わせたもの。

アイスクリームの輸送は、倉庫への入荷・保管から流通加工、ラストワンマイル配送まで安定した温度管理が求められ、専門の輸送事業者以外では難易度が高い輸送になる。セイノーグループ6社(昭和冷蔵、大阪高速乳配、関東運輸、ハコベル、二興倉庫、ココネット)は、各社の強みを軸に連携し、また最適な物流を提供するO.P.Pの概念のもと資材メーカーや同業他社にも協力してもらい、今回の食品配送支援を実現した。

今後もセイノーホールディングスは、同社のグループ力とO.P.P.で3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)輸送の困りごと解決に貢献していくとしている。

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