マルハニチロは3月25日、紀文食品との間で資本業務契約を締結すると発表した。
両社の食品事業の拡大を目的として、提携契約を締結することにしたもので、それぞれが有する強みを活かし、国内外の食品事業での協業を通じた拡大を図るとともに、両社共同での新製品開発による新市場の創出等も検討し、顧客価値の向上と両社の企業価値の向上を目指していくとしている。
具体的な方針及び内容等は、今後、両社が協議することになるが、物流面では国内事業で両社が持つ物流網の相互活用による物流効率化及びコスト削減の検討を行う。
また、海外事業においても、アジア地域での両社の商流を活用した両社製品の拡販及び両社の生産拠点の協業による生産効率化、コスト削減の検討を行う。