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名鉄都市開発/第1弾物流施設を愛知県小牧市で着工

2024年03月27日/物流施設

名古屋鉄道グループで不動産開発を手がける名鉄都市開発は3月27日、愛知県小牧市で物流施設開発事業の第一弾となる「MCD-LOGI(エムシーディーロジ)小牧」を4月1日に着工すると発表した。

<完成イメージ>
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同施設は、地上4階建て延床面積約5万4000m2のマルチテナント型。車両が3階へ直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階と3階に備えることで、最大4テナントに分割賃貸できる施設とする。竣工は2025年春を予定。設計・施工は、グループ企業の矢作建設工業が担当する。

施設名の「MCD-LOGI」は、名鉄都市開発(MEITETSU City Design)の頭文字「MCD」と物流の「LOGI」を組み合わせたもので、同社がこれまでに培ってきたディベロッパーとしてのノウハウを生かすとともに、真のまちづくり会社として、時代のニーズに合わせた機能や利便性を追求し、地域に長く根差した施設を提供したいという想いを表現したもの。

<広域図>
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<中域図>
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計画地は名鉄運輸の小牧支店跡地で、小牧市が策定した地区計画によって流通業務地区として良好な環境が維持・保全・形成されている。

名神高速道路・東名高速道路・名古屋高速道路の「小牧IC」から4.0km、名古屋高速道路「小牧南IC」から2.4kmと、高速道路へのアクセスに優れており、中部圏や名古屋都市圏への地域配送に加えて、関東・関西圏への広域配送にも対応が可能な環境に立地。また、徒歩1分の場所に、名古屋鉄道犬山線「岩倉駅」と名古屋鉄道小牧線「小牧駅」を結ぶ路線バスの停留所が所在しており、円滑な雇用確保も期待できる。

施設では、太陽光パネルの設置によるグリーン電力の創エネやLED照明の採用等による省エネを推進し、年間の一次エネルギー消費を実質ゼロとすることで、ZEBの最高ランクである「ZEB認証」取得を予定している。

また、72時間対応の非常用発電機を備えるとともに、1階床高を想定浸水位(内水)の2倍の高さとする等、BCPを強化し入居テナントの事業継続をサポート。同時に、従業員が利用できる休憩ラウンジを施設内2か所に設置するなど、働きやすい職場環境も提供する。

名鉄都市開発は、オフィス、商業、レジデンスのほか、今後は物流施設についても、積極的に開発を推進していくとしている。

■「MCD-LOGI小牧」
建設地:愛知県小牧市新小木3-7
交通:名神高速「小牧IC」4.0km、名古屋高速「小牧南IC」2.4km
敷地面積:2万3771.63m2(7493.42坪)
倉庫タイプ:1・3階片面バース、スロープ形式、マルチテナント型
構造:鉄骨造地上4階建て
延床面積:5万4372.20m2(1万6447.59坪)
着工:2024年4月1日
竣工:2025年春(予定)
設計・施工:矢作建設工業

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