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名鉄 決算/運送事業の売上高は1.0%増、営業利益47.3%減

2024年05月10日/決算

名古屋鉄道(名鉄)が5月10日に発表した2024年3月期決算によると、運送事業の売上高は1383億800万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は17億9200万円(47.3%減)となった。

運送事業を構成する2つの事業の業績は、トラック事業が売上高1541億1800万円(0.3%増)、営業利益11億1700万円(48.9%減)。海運事業が売上高167億7800万円(2.8%増)、営業利益6億100万円(49.6%減)だった。

同期は、トラック事業での運賃単価の上昇に加え、海運事業の増収もあり、前年比で増収を確保したが、一方で営業利益は人件費や燃料費の増加によって減益となった。

主な取り組みとしては、名鉄運輸がさまざまな輸送ニーズに応える複合拠点として、同社最大規模のトラックターミナルと倉庫を一体化した総合物流施設「名鉄トラックターミナル中部」を愛知県江南市に開設した。

また、名鉄運輸は、資本業務提携先の日本通運と、輸送ネットワーク共同化の拡充など経営資源の相互活用をより深化させ、特別積合せ運送事業の拡大・強靭化を図るため、同社の当該事業と子会社であるNXトランスポートの統合を決定した。

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