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大和ハウス/岩手県胆沢郡金ケ崎町に約2万m2の物流施設着工

2024年04月09日/物流施設

大和ハウス工業は4月9日、岩手県胆沢郡金ケ崎町「岩手中部(金ケ崎)工業団地」内において、岩手県内7棟目となるマルチテナント型物流施設「DPL岩手金ケ崎II」4月15日から着工すると発表した。

<DPL岩手金ケ崎IIの外観パース>
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<位置図>
20240409daiwa2 - 大和ハウス/岩手県胆沢郡金ケ崎町に約2万m2の物流施設着工

「DPL岩手金ケ崎II」は、平屋建て、敷地面積4万2091.40m2、延床面積2万239.29m2のマルチテナント型物流施設。

開発する「DPL岩手金ケ崎II」は、医薬品や半導体、自動車組み立て工場などが立地する、岩手県内最大の工業団地「岩手中部(金ケ崎)工業団地」内に位置。同社が開発し、満床稼働しているマルチテナント型物流施設「DPL岩手金ケ崎」(延床面積:2万308.31m2、2022年9月竣工)の隣接地において開発する。

交通面では、東北自動車道「北上金ケ崎IC」まで約3.7km、各幹線道路からもアクセスが容易なことから、岩手県内はもとより、青森県や秋田県など北東北エリアへの配送拠点としても適した立地。

この施設は、最大2テナント(1区画:約1万3000m2・約6900m2)が入居可能で、各区画に事務所を設置。また、施設内に47台分のトラックバースを設け、天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしが可能だ。あわせて、効率的な物流施設の運営をサポートするトラックの入場予約システムやオンラインチェックインシステムも採用可能。荷物の積み降ろしのために待機する「荷待ち」時間の短縮や、入出庫業務の効率化を図り、トラックドライバーの時間外労働の上限規制が適用された中、効率的な物流オペレーションを支援する。

岩手県内で需要が増加している半導体・自動車部品関連業者やインターネット通販事業者、小売業者、東北方面への配送を手掛ける事業者など、複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。

■建物概要
名称:「DPL岩手金ケ崎II」
所在地:岩手県胆沢郡金ケ崎町西根森山3-2,3-3
交通:東北自動車道「北上金ケ崎IC」まで約3.7km
敷地面積:4万2091.40m2 (1万2732.64坪)
建築面積:2万328.42m2 (6149.34坪)高さ:10.27 m、幅:230m、奥行き:94.5m
延床面積:2万239.29m2 (6122.38坪)
賃貸面積:2万12.59m2 (6053.80坪)
構造・規模:鉄骨造・平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計 ・ 施 工:平野組
着工:2024年4月15日
竣工:2025年6月30日(予定)
入居:2025年7月上旬(予定)

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