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リクルート/受付管理アプリ、2024年問題に有効活用

2024年04月18日/IT・機器

リクルートは4月18日、同社が提供する受付管理アプリ「Airウェイト」を剛板メーカー(本社:大阪府)が活用し、荷積み待ち時間を半減した事例を発表した。

「Airウェイト」を導入した堺剛板は、大阪府や三重県など国内6か所に工場を構え、鉄鋼製品の製造から出荷までを担っている。2024年問題を契機に業務効率化が急務となっており、特にドライバーが工場に到着してからの荷待ち時間の長さが課題となっていた。

そこで、昨年11月からリクルートの受付管理アプリ「Airウェイト」の活用を開始した。オンライン上か事務所の受付カウンターにあるタブレットでチェックインし、順番がくると自動で通知されるという仕組みで、その場で待つ必要がないため時間を有効に使えるほか、オンライン受付の場合、事前にどのトラックが来るかを把握できるため、工場側の荷積み準備も効率化された。

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0418rikuruto - リクルート/受付管理アプリ、2024年問題に有効活用

また、待ち状況の確認や呼び出し作業も自動化できたため余計なリードタイムがなくなり、導入前には平均30分だった待ち時間が、15分に短縮した。さらに受付スタッフの作業軽減にもつながり、紙で行っていた事務作業がほぼ0分に。会社全体で生産性が向上したという。

「Airウェイト」は、生活のさまざまな待ち時間を解消するため、2014年からリクルートでサービス提供しているプロダクト。すでに飲食、小売、サービスやクリニック、調剤薬局など、幅広い業態で導入されている。

ドライバーの高齢化が進むなか、使いやすさもポイントだ。「Airウェイト」は、分析レポートを活用すれば、国土交通省で義務付けられている時間の記録も自動で蓄積される。使い方もシンプル。ドライバーが「待ち状況確認画面への呼び出し先窓口名表示機能」を利用し、各自のスマートフォンから受付すると、入庫するバースの番号と待ち時間が表示され、呼び出し後、スムーズに移動できる。

堺剛板では、導入効果について「2024年問題をきっかけに、納品のスピードや物流コストが差別化できるポイントになっていくと見込んでいる。待ち時間削減により、『より早くて安い配達』が実現することで、競合より優位に立つことができる」と考えている。

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