トーヨータイヤは4月24日、小型トラック用リブタイヤの新製品「DELVEX(デルベックス) M135」と、小型EVトラック専用リブタイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー) M151 EV」を発表した。ともに6月1日に発売する。
「DELVEX M135」は、小口配送をターゲットに開発したリブタイヤ。新開発の耐摩耗LT専用トレッドコンパウンドと、小型トラック専用設計の新パターンを採用することで、ウェット性能を維持しながら摩耗ライフを向上させ、さらにトレッドベース部に低燃費コンパウンドを採用することで、低燃費性能も向上させたのが大きな特徴。これにより従来の「M134」と比べ、耐摩耗性能は32%、転がり抵抗は16%向上している。
サイズは6月に8サイズを発売、8月に8サイズを追加発売する。
一方、「NANOENERGY(ナノエナジー) M151 EV」は、今後増加が見込まれる小型EVトラック向けに開発した専用タイヤ。車両重量が重く、駆動力が大きいEVトラックの特性に合わせて非対称パターンを採用したほか、耐摩耗NCPコンパウンドを採用することで、トラクション性能と耐摩耗性能を両立、さらに低電費性能も追求している。
発売サイズは215/70R17.5 123/121Jの1サイズで、三菱ふそうeキャンターに適合する。
■詳細な内容はトラックニュースを参照
トーヨータイヤ/小口配送とEVに最適な小型トラック用タイヤ2種を発売