杉村倉庫が4月26日に発表した2024年3月期決算によると、売上高108億5000万円（前年同期比2.8％増）、営業利益12億9200万円（22.8％増）、経常利益12億9500万円（24.8％増）、親会社に帰属する当期利益8億6300万円（20.5％増）となった。
セグメント別では、物流事業の倉庫業務は、第1四半期に首都圏の営業所内で新規貨物の取扱を開始したことや、前期から開始した新規及び既存顧客の取扱物量の増加が寄与したことなどにより、保管料や荷役荷捌料収入が増加した。
運送業務は、リネン配送や移転作業などの取扱が増加した。
この結果、外部顧客に対する売上高は92億1300万円となり、前連結会計年度に比べ3億500万円（3.4％増）となった。営業原価で減価償却費が増加したが、前連結会計年度に比べ修繕費が減少した。
以上により、営業利益は8億6000万円となり、前連結会計年度に比べ2億6100万円（43.7％増）となった。
次期は、売上高110億円（1.4％増）、営業利益13億円（0.6％増）、経常利益13億円（0.4％増）、親会社に帰属する当期利益8億8000万円（1.9％増）を見込んでいる。
