アサヒロジスティクスは5月1日、「AI教習所」の株式を、新株引受により取得する事に合意したと発表した。
ドライバー不足が社会問題となりつつあるが、同社はすでに待遇改善など内部環境の整備を進めている。しかしながら、若年層や未経験者がドライバーとして入社した場合、上位免許の取得が必要になるケースも多く、免許取得支援として、費用面以外でのフォロー体制が必要という課題もある。
この出資により、障壁の一つである中型・準中型免許が取得しやすくなるよう支援を行うことで、トラックドライバーを選択する際の障壁を少しでも緩和し、ドライバー不足という物流業界の課題に引き続き取り組んでいくとしている。
なお、AI教習所は2021年に設立された企業で、より安全な交通社会の実現を目指し、南福岡自動車学校を運営するミナミホールディングスとティアフォーによって設立された合弁会社。日本の交通教育に起きている問題を解決し、世界一安全な交通社会の実現を目指し、AI教習システムの販売、関連HWのレンタル等を手掛けている。
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