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栗林商船 決算/3月期の売上高は1.9%減、営業利益25.6%減

2024年05月10日/決算

栗林商船が5月10日に発表した2024年3月期決算によると、売上高488億8500万円(前年同期比1.9%減)、営業利益15億3300万円(25.6%減)、経常利益20億6100万円(15.2%減)、親会社に帰属する当期利益16億7300万円(8.8%減)となった。

セグメント別では、海運事業の売上高は451億2900万円(3.4%減)、営業費用は441億600万円(2.1%減)、営業利益は10億2300万円(39.2%減)となった。

モーダルシフト需要の高まりに応じて、本州間における商品車両の取扱い量は増加した。特に2024年2月より荷主のニーズに応えるべく大阪寄港を増便した事で関東/関西の輸送台数が大きく伸びた。

然しながら、物価高騰による国内消費減退により、北海道定期航路で鋼材や砂糖、雑貨などシャーシ貨物の輸送量が減少したことから、減収・減益となった。

近海航路では、中国経済の回復に時間を要していることに加え、運賃市況の低迷が続き、採算性が悪化していることから、減収・減益だった。

次期は、売上高500億円(2.3%増)、営業利益15億円(2.2%減)、経常利益20億円(3.0%減)、親会社に帰属する当期利益11億円(34.3%減)を見込んでいる。

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