PALTACは5月13日、3か年新中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)での取り組みの一環として、ピッキングの生産性を大幅に向上した物流センターを建設すると発表した。
同社は、RDC新潟やRDC埼玉、栃木物流センターで採用しているGTP(Goods To Person)型の「SPAID(スペード)モデル」と比べて、バラピッキングの生産性を2倍以上に向上させる「新物流モデル」の開発を進めている。
新物流モデルでは、作業者が歩かない・探さないといったSPAIDモデルの形をベースに、さらなる自動化や工程自体の効率化などによって、生産性の飛躍的な向上を図る方針で、大阪府貝塚市に建設予定の物流センターで初採用する。
大本組とともに、貝塚市「せんごくの杜」内にある産業・流通エリア、約9万m2の用地売買契約を2023年春に締結しており、2028年3月期中の稼働を目指し、物流センターを建設する。
建設地は、関西空港から車で25分、阪神高速4号湾岸線・阪和自動車道「貝塚IC」から10分、またJR阪和線「和泉橋本駅」と水間鉄道「名越駅」からともに徒歩圏(15分)に立地している。
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