セイノーホールディングスは5月15日、グループが保有する土地や建物、車両等の資産を活用し、顧客に＋αの価値創出を目指すプログラム「SEINO O.P.P. INNOVATION PROGRAM」で4社の共創アイデアを採択したと発表した。
＜採択企業との記念撮影＞
同プログラムは、eiicon社が運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA（アウバ）」を活用した共創パートナー企業募集の取り組みで、約120社からの応募があった。
応募の中から、書類選考・面談選考を通過した10社とeiicon、セイノーHDは、4月25日・26日に開催したセイノー×AUBA「SEINO O.P.P. BUSINESS BUILD」でアイデアのブラッシュアップとセイノーと事業の骨組み創造を実施。その後のプレゼンの結果、4社から提案のあった共創アイデアについて採択を決定した。
採択された共創アイデアについては、社会実装に向けたインキュベーション・実証実験を進め、事業化を目指す。また、採択に至らなかった6社の共創アイデアについても同プログラムとは別枠で事業化に向けた個別での協議を継続していくとしている。
■採択企業・共創アイデア
企業名：Stayway
共創アイデア：デジタル経営支援サービス
【内容】
・中小企業に対する経営課題診断サービス事業
・ファイナンスマッチングプラットフォーム事業
企業名：Miletos
共創アイデア：共創ソリューション バックオフィス系AI-BPOサービス
【内容】
・企業の請求書や領収書を当社に渡すだけで、自動でデータ化し必要に応じ、保管や客先へ送付する事業
・商品調達を安くするための支援サービス事業
企業名：グリーンテック
共創アイデア：スマートQCプロジェクト
【内容】
・当社での保管と同時に従来よりも踏み込んだ検査を行い、出荷を行う事業
企業名：Spacewasp
共創アイデア：サステナブルO.P.P.
【内容】
・木パレット、野菜くず、木くずを使用し、100％植物由来でサステナブルな建築資材やファニチャー、内装空間にアップサイクルする事業
