シーアールイー(CRE)は5月15日、同社が愛知県一宮市で開発した物流施設「ロジスクエア一宮」の信託受益権を、国内リース会社へ売却すると発表した。
売却価格は公表していないが、CREの2023年7月期の連結売上高(521億5900万円)の10%に相当する以上の額であるとしている。
また、売却利益は2023年7月期の連結営業利益(71億4700万円)、経常利益(66億9700万円)、親会社株主に帰属する当期純利益(43億8700万円)のそれぞれ30%に相当する額以上を見込んでいる。
5月15日付で売却先と売買契約を締結しており、7月3日に信託受益権の引渡を行う予定。売却による売上高と売却益は、2024年7月期第4四半期での売上計上を予定している。
なお、売却先は連結子会社のCREリートアドバイザーズに対して、同施設をCREロジスティクスファンド投資法人またはCREリートアドバイザーズが指定する者により取得することについての優先交渉権を付与する見込み。
■「ロジスクエア一宮」概要
所在地:愛知県一宮市萩原町東宮重字江北17-1外
敷地面積:2万7863.83m2(8428.80坪)
用途地域:なし(市街化調整区域)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造:鉄骨造 地上6階建て(倉庫:4階建て)
延床面積:6万641.34m2(1万8344.00坪)
着工:2022年8月1日
竣工:2023年9月30日