物流の2024年問題が注目されるなか「アジア善隣物流」で協働しようと、アジア・シームレス物流フォーラム2024が5月16日、東京流通センター(大田区)で始まった。
日本マテリアルフロー研究センター主催、国土交通省、経済産業省、農林水産省などの後援。2日間の日程で、国内のみならずタイ、ベトナム、フィリピンなどから75ブースの展示が行われた。
<展示の様子>
13回目となる今回は、2024年問題への危機感から各ブース「物流DX」「自動化」「省人化」「効率化」などをキーワードに展示。いかに荷待ち時間を削減するか、少ない人手で倉庫を稼働するか、などの提案に注目が集まっていた。
<セミナーやセッションも開催>
会場では行政の基本方針を説明するセミナーや、ロボティクス自動化、モーダルシフト、配車の可視化などをテーマとした各社のセッションも行われ、盛況だった。
初日は4023人の来場があり、昨年の2日間6000人超を上回る見込み。