日本航空(JAL)は、ルーフィとの協業による空陸一貫輸送サービス「ハコJET」を深化させ、特産品の鮮度を維持した輸送に特化した新配送サービスを6月17日から開始する。
新配送サービスは、大阪国際(伊丹)空港を拠点とするJ-AIR(ジェイエア)のエンブラエル型機材での運航便において「J-AIR直鮮サービス」として提供する。
JALの持つスピーディな輸送力と、ルーフィの3温度帯による品質管理輸送に、地域と地域を結ぶJ-AIRのきめ細やかな空輸ネットワークが加わることで、顧客の多様なニーズに沿った空陸一貫のシームレスな輸送を強化する。
サービスの適用条件は4つ。1.荷出し地点から到着地点まで当日輸送できるもの、2.J-AIRのエンブラエル型機材での運航便に搭載するもの、3.輸送日の5営業日前までに輸送日、便名、物量が確定しているもの、4.航空輸送制限品以外。
これらの項目を満たし、地域事業・地域活性化に資する特産品であると事前承認されたものが対象となる。
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