日本GLPは6月14日、「GLP ALFALINK相模原」「GLP ALFALINK流山」の入居企業と共に、「Safety MAP~みんなでつくる交通安全マップ」を作成した。
入居企業と交通安全委員会を立ち上げて作ったマップで、「物流の2024年問題」対策として施設から2km圏内の情報を収集。トラックドライバー向けと歩行者向けの2タイプがある。
<Googleマイマップからもアクセス可能>
「Safety MAP」は、インターネットのGoogleマイマップからアクセスし、アイコンをタッチすると各地点の注意情報が確認できる。「ALFALINK」専用アプリからも閲覧できるようになる予定。
<入居企業との協業でマップを作成>
マップ作成は、入居企業へのヒアリングからスタート。ここで得た情報を基に、「道幅が狭い」「渋滞になりやすい」といった地点を把握した。ルートの最適化をサポートし、スムーズな物流オペレーションにつなげる狙いだ。
特に歩行者向けには「夜間に視野が悪い」という情報があった交差点や、「歩行者・自転車の通行が多い」と言われる地点を明記し、注意を促す。施設で働く従業員や地域の人々の交通事故を未然に防ぎたいという。
<入居企業、自治会、地元警察署への説明・配布>
完成した「Safety MAP」は、入居企業へ配布して説明するとともに、地元警察署にも共有。地元自治会に配布するほか、地元小学校への配布も予定しており、日本GLPとしては、地域一体となって交通安全への取り組みを広げていきたいとしている。
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