ギークプラスはアイオイシステムと共同で、AGVとプロジェクションピッキングシステム(PPS)を組み合わせたGTPソリューションの提供をスタートした。
PPSとは、映像投影による次世代のピッキング・仕分け作業支援システム。画像認識やセンサ認識技術を利用しており、ポカヨケ機能も搭載している。プロジェクターを活用することで、画像、動画、音声などを使って理解しやすい作業指示を出すことができる。さまざまな業種や業界で活用されており、食品、アパレル、医薬品、部材などに広く利用されている。PPSは、搬送ロボットや自動倉庫などと組み合わせることで、払い出し後の作業を効率化し、作業精度を向上・省人化に貢献できると考えられている。
提供を開始したGTPソリューションは、SBS三愛ロジスティクスの一宮倉庫で、2023年9月より実稼働を始めている。
AGVが作業ステーションに到着すると、PPSにて取るべき間口が直接照らされ明示される。PPSはセンサ機能を搭載しており、作業ミスをすると音と光で警告される。AGVとPPSを組み合わせることで、省人化・作業負担軽減が進み、ステーション内のピッキング作業ナビゲーションによって作業効率UP・作業ミスの削減が可能となった。
作業フローは「1.AGVが作業ステーションに商品棚を運んでくる」、「2.PPSが商品棚から取るべき間口を光らせ、作業者にわかりやすく情報を投影する」、「3.作業者はPPSの指示通りピッキングする。間違うとエラー音と光で警告される」、「4.商品のピッキングが終わった棚は再度AGVにより自動的にステーションから退避する。隣で待機していた次の棚でのピッキングを開始する」、「5.以降1~4を継続する。
■導入事例動画
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アイオイ・システム/物流DXを加速する倉庫管理システムソフトを発表