センコーグループホールディングス(GHD)傘下のランテックが、日本物流団体連合会から「第25回物流環境大賞 特別賞」を受賞、6月28日に表彰式が行われた。
同賞は物流における環境保全の推進、環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した事業者等へ授与されるもの。
ランテックは、フェリー無人航送を利用した九州・関西間のモーダルシフトに取り組み、年間CO2削減率43%(CO2削減量265t)とし、今回の受賞につながった。
取組では、佐賀県から大阪府へのトラックによる中継輸送をフェリー(新門司港~大阪南港)を利用した海上輸送にシフトにした。この結果、トラックの走行距離は988㎞減少、ドライバー2名の省人化により年間の運転時間を約3600時間削減した。
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