LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





JR貨物/相模貨物駅に積替ステーション開設、コンテナ利用しやすく

2024年07月01日/3PL・物流企業

日本貨物鉄道(JR貨物)関東支社は7月1日、鉄道コンテナを利用しやすくするための施設「積替ステーション」を、相模貨物駅内(神奈川県大磯町)に開設した。

<積替ステーション>20240701jrkamotsu1 - JR貨物/相模貨物駅に積替ステーション開設、コンテナ利用しやすく

<利用イメージ>20240701jrkamotsu3 - JR貨物/相模貨物駅に積替ステーション開設、コンテナ利用しやすく

「積替ステーション」とは、貨物駅構内や近隣の貨物上屋・倉庫で一般のトラックと鉄道コンテナの間で貨物の積み替えを行うため、場所、コンテナ移送などの付帯サービスを提供する施設。

これまでは、顧客施設側で鉄道コンテナに積み込み、鉄道コンテナ専用トラックで貨物駅まで持ち込む必要があった。

積替ステーションができたことによって、顧客は自社トラックで直接持ち込めるようになり、トラックの積載率に合わせてコンテナ利用個数を柔軟に選択することもできる。

特に長距離でトラック運行していた運送事業者にとっては、長距離区間を貨物鉄道輸送に振り替えることでトラック運転手の長時間労働緩和や働き方改革につなげられるメリットがある。

JR貨物グループとしては、こうした取り組みを通じ、「物流生産性の向上」に向けてSDGsの実現や物流を取り巻く課題解決に貢献していきたいとしている。

<周辺図>20240701jrkamotsu2 - JR貨物/相模貨物駅に積替ステーション開設、コンテナ利用しやすく

■積替ステーション概要
所在地:JR貨物 相模貨物駅内
神奈川県中郡大磯町高麗3-4-16
バース数:6バース(5m×10m)※12フィートコンテナ利用
利用時間:午前8時~午後6時(GW、盆休、年末年始は休業あり)
利用開始:2024年7月1日
利用者:荷主、物流事業者、利用運送事業者

JR貨物/ゴールデンウイークに525本の貨物列車運行

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース