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商船三井、イノカ/茨城県大洗で2回目の海洋教育イベント開催

2024年07月25日/3PL・物流企業

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商船三井とイノカは7月19日~22日、茨城県・大洗フェリーターミナルおよび大洗海岸で昨年に続き第2回目となる海洋教育イベントを開催した。

<トークセッションを行うパネリストたち(左から大洗町の國井豊町長、商船三井の向井恒道常務執行役員、商船三井さんふらわあの尾本直俊会長、イノカの髙倉葉太代表、e-Combuの大砂百恵代表、MOL小中学生アンバサダー 瀬之上綾音さん)>
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「大洗藻場サミット~大洗の海の未来を語り尽くす!~」と題し、19日に行われたトークイベントでは、各界から招かれたパネリストたちが藻場再生に向けた取り組みについて活発な議論を交わし、ブルーカーボンとしての可能性やそれに関するフォーラムの立ち上げなどが提案された。

また、20日~22日には海洋教育プログラム「藻場サイエンスラボ」が開催され、大洗町およびその周辺の多くの小中学生が参加した。「藻場サイエンスラボ」では、イノカの環境移送技術を活用して大洗の海を再現した水槽を観察し、クイズや実験を通して藻場の役割や海藻と海草(うみくさ)の違いなどを学んだ。さらに、フィールド調査では、大洗海岸の磯場に生息する海藻や海草といった生物の種類や特性を調査し、海藻の色素変化についての実験も行った。

<藻場サイエンスラボの様子>
20240725mol2 - 商船三井、イノカ/茨城県大洗で2回目の海洋教育イベント開催

昨年12月から開始したこの「海洋教育プログラム」は、大洗町およびその周辺の小中学生とその保護者に海の大切さを知るきっかけを提供することを目的としている。茨城県大洗町は、同社グループフェリー事業の「さんふらわあ」やクルーズ事業の「にっぽん丸」の寄港地であり、同社外国人人材コンサルティング事業では同町と覚書を締結し、同町の人材不足解決に向けて連携。

今後も大洗町やイノカと連携しながら、このプログラムが持続的な取り組みとなるよう推進していく。また、大洗町と共存・共栄を目指し、地域産業の持続的発展に寄与しながら、大洗の海を守る活動を継続的に推進していくとしている。

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