三井倉庫ホールディングスが8月2日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高656億2000万円(前年同期比0.6%減)、営業利益38億2800万円(37.8%減)、経常利益39億9300万円(38.8%減)、親会社に帰属する四半期純利益29億7500万円(21.3%減)となった。
物流事業の売上高は644億9000万円(0.7%増)、営業利益46億3100万円(21.7%減)だった。
航空貨物輸送において仕入運賃の上昇により運賃差益が縮小し前年同期比減益となった。国内では中期経営計画に掲げた重点取組分野における新規業務の獲得に注力した。この結果、新規拠点での利益貢献が本格化している。
その結果、関東地区ではハイファッション物流拠点での新規業務開始、関西地区におけるEC物流拠点での取扱増加、九州地区における半導体物流拠点での取扱増加となった。
なお、不動産事業の売上高は13億4500万円(38.2%減)、営業利益3億5100万円(72.8%減)だった。
通期は、売上高2750億円(5.5%増)、営業利益155億円(25.3%減)、経常利益148億円(29.6%減)、親会社に帰属する当期純利益87億円(28.1%減)を見込んでいる。
内外トランスライン 決算/1~3月の売上高5.0%減、営業利益37.8%減