国分グループ本社のシンガポール子会社、KOKUBU Commonwealth Trading(コモンウェルストレーディング)は8月5日、同国の食品卸売会社であるSan SesanGlobal社の株式を取得したと発表した。
国分グループは第11次長期経営計画において海外事業の「基幹」事業化を掲げており、経済、物流、情報の中心であるシンガポールをアセアン事業の中核地と位置付けている。
現在、シンガポールではアセアン統括会社のKOKUBU SINGAPORE、食品卸売会社のKOKUBU Commonwealth Trading、低温物流会社のCommonwealth KOKUBU Logisticsが事業展開しており、アセアン地域と日本をつなぐ食のネットワークの強化を進めている。
SanSesanGlobal社の株式を取得することで、シンガポールにおける卸売事業の強化と国内外のグループ各社と連携した商流・物流・商品開発の各機能の飛躍的な向上を図り、国分グループの海外事業のさらなる拡大を進めていく考えだ。
■会社概要
商号:San Sesan Global Pte.Ltd.
所在地:120 Lower Delta Road,#06-03/04 Cendex Centre,Singapore 169208
設立:2003年11月
事業内容:食品卸売業(加工食品、菓子等)
資本金:165万2シンガポールドル
出資比率:
‐KOKUBU Commonwealth Trading Pte.Ltd.80%
‐個人株主20%
※国分グループより取締役を派遣予定。
株式取得日:2024年7月31日