東京都が7月10日から実施している、都が確保した公共の駐車スペースを運送事業者へ荷さばき用に無償提供する事業で、このほど江戸川二丁目(江戸川区)と白鳥第二(葛飾区)での運用が加わった。
都は「東京物流ビズ」と銘打ち、再配達の削減など、官民挙げて2024年問題に取り組むプロジェクトを展開しており、事業はその一環。北葛西(江戸川区)や堤通駐車場(墨田区)など5か所でスタートし、今回2か所追加、今後さらに拡大していく予定だ。
また、8月から利用方法を変更。「東京物流ビズ」サイト内からログインするか、駐車スペースに掲示してある二次元コードから利用システムにログインし、利用する駐車場を選択して入庫手続き、出庫手続きをする必要がある。
あらかじめ「東京物流ビズ」に参加登録しておくことや、駐車時はフロントガラスに都発行の利用証を掲示することなどは変わらない。
なお、駐車スペースを利用できるのは午前8時から午後10時までで、1回当たりの利用時間は30分を目安とする。
■東京都貨物車駐車スペース提供事業
https://t-butsuryu-biz.metro.tokyo.lg.jp/action/parking_space.html