ニトリホールディングス、物流部門のホームロジスティクスと福山通運は8月28日、物流センター間をダブル連結トラックによる輸送を開始した。
<ダブル連結トラックによる輸送イメージ>
ホームロジスティクスが運営する関西の物流センターから九州の物流センターへ長距離輸送する。
ダブル連結トラックを活用することで、大型トラック2台分をドライバー1人で輸送するため、商品配送におけるドライバーの労働力不足を軽減する。
<CO2排出量・軽油消費量:大型トラックとダブル連結トラックとの比較>
※1.最大積載時に走行した場合の排出量
※2.最大積載時に走行した場合の消費量
通常の大型車両に比べてCO2排出量は約40%、燃料消費量も約40%削減できるため、ドライバー1名でトラック2台分を運ぶことが可能となり、輸送コストの削減になる。
今後はダブル連結トラック導入エリアの拡大だけでなく、鉄道などトラック以外の輸送手段を用いたモーダルシフトなどに積極的に取り組み、輸送効率の向上を図る考えだ。