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ニトリ/川崎市川崎区で「(仮称)ニトリ川崎DC新築工事」計画

2024年02月09日/物流施設

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ニトリは川崎市川崎区の扇町地区に、新物流センターの建設を計画している。川崎市が2月9日、同社による「(仮称)ニトリ川崎DC新築工事」の条例環境影響評価準備書の閲覧を開始した。

<計画地の位置>
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それによると、新施設はJR鶴見線「昭和駅」の東側に位置するJFEスチールの東日本製鉄所京浜地区の一画の用地20万7913m2で建設が計画されている。

工期は、全体で約35か月を予定。2024年度から既存建屋の解体に着手し、2027年度の新築工事完了を計画している。

<施設見取り図>
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<立面図>
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<倉庫(左)と自動倉庫(右)のイメージ>
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建屋の概要は、鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階建て、建築面積11万7064m2、延床面積41万5264m2のダブルランプウェイ型。倉庫面積は30万980m2で、1万3739m2に自動倉庫の設置を想定している。

トラックバースは1~4階の各階に合計418台を設けるほか、敷地内には427台の駐車場を整備する。収容人数は1340人を想定。

24時間365日稼働し、1日あたり片道で40フィートコンテナ車350台、2~10トン車669台、通勤車292台の走行を見込んでいる。

ニトリは、JFEスチール東日本製鉄所京浜地区の高炉休止に伴い土地利用転換が見込まれていた用地を2023年3月に入札で落札している。JFEスチールによる既存建屋の解体を経て、2024年12月下旬に物件の引き渡しが行われる予定だ。

現在、ニトリは川崎港から荷揚げされた商品を川崎区の東扇島にある物流センター等で保管し、各店舗へ配送している。川崎DCの建設で、高度物流施設として集約化と効率化を進め、物流関連事業の拡大と温室効果ガス削減の両立を目指す。

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