APTとストラソルアーキテクト(SSA)は9月4日、物流統括管理者(CLO)支援の新サービスである「Logi ドック」を、開始したと発表した。
「Logi ドック」とは、自動倉庫を始め、効率的な物流システムの構築において数多くの実績を持つAPTが、物流業務改革の構想策定に強みを持つSSAと協力して、CLO視点の専門的な物流診断を行うサービスをスタートしたもの。そのため、極めて確度の高い中長期計画の作成とそれに基づく取り組みを実施出来るものとなっている。
サービスの詳細は、まず診断メニューの作成がある。CLO 視点でのオリジナルの診断メニューを作成する。診断実施と問題点の可視化では、「SCM 戦略」「運用」「システム」の3つの評価軸に基づき、貴社の現状を客観的に評価し問題点を可視化。あるべき姿の策定では、解決の方向性を導出、新運用フローを策定、投資対効果を試算する。実行支援では、マテハンやシステムを選定する。
今後の展開では、「Logi ドック」を通して、国が定めた法制化の条件をクリアするのはもちろん、これまでAPTやSSAが培ってきた経験を元に、荷主にとってメリットとなるような物流改革・効率化を推し進め、経費削減や収益向上につなげるのが、使命と考えている。
また、これまで物流システムの構築を中心に事業を積み重ねてきたAPTは、これを機に、各企業の個別ニーズに合わせた支援サービスも提供し、より多様な業界や企業規模にも対応できるようサービスの幅を広げていく計画だ。