ROYは9月10日、インドネシアのカラワンに設立した建築研修センターにおいて特定技能「自動車運送業」の資格取得を目指す研修生向けに、自動車運転技術の研修を開始したと発表した。
＜自動車運転技術の研修の様子＞
＜自動車のエンジントラブルを想定した研修の模様＞
研修は、日本でバスやタクシーの運送業およびトラック運送業のドライバーとしてのキャリアを目指す研修生を対象に、運転技術と安全運行のスキルを向上させることを目的としている。また、運転免許をまだ取得していない研修生に対しても、免許取得を積極的にサポートする。これにより、日本とインドネシアの両国の交通業界における人手不足の解消に貢献することを目指している。
このプログラムでは、現地の交通環境に即した実践的な運転技術の指導が行われ、安全運行の重要性について徹底的に教育を行っている。また、研修生はエンジントラブルやタイヤの不具合など、日常的に発生し得る車両トラブルへの対処法を学び、緊急時にも冷静に対応できるスキルを養っている。
さらに、日本語能力の向上や異文化理解を深めるカリキュラムも取り入れ、日本での生活や職場環境にスムーズに適応できるようサポートしている。
なお、ROYは、これまでこの建築研修センターにおいて、技能実習生に対して実践的な建築研修を実施してきた。
