日機装は9月12日、連結子会社グループであるClean Energy & Industrial Gasesグループ (CE&IGグループ」)が、ドイツ・ザクセン州ヴルツェンにある基幹工場の拡張工事を行うと発表した。
完成予定は2025年上期中。
この拡張により、工場ではCO2回収プラント関連機器に加えて、新たに水素ステーションや、LNGあるいはアンモニアのターミナル基地などで使われる低・脱炭素市場向け機器を製造できるようになる。製造面積は約2倍となり、生産能力も倍増。日機装グループは、この工場を基幹として欧州でのクリーンエネルギー向けビジネスを加速させる。
なお、工場は、拡張工事後もすべて太陽光発電システムを利用して再生可能エネルギー由来の電力で運営する予定だ。
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