NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は9月27日、グループ会社のMD Logistics LLC(MD)が、米国インディアナ州プレインフィールドに医薬品専用倉庫を新設したと発表した。
今回の新倉庫は、既存の倉庫北側エリアを医薬品専用施設に改修したもので、2024年10月より営業を開始する。
インディアナ州は米国中西部における医薬品製造の中心地として知られている。拡大を続けるライフサイエンス・医薬品業界で、温度管理可能な施設のニーズが高まっている中、新たな医薬品専用倉庫を開設した形だ。
改修が行われるのは約37000m2の倉庫面積のうち、約1万8500m2の北側エリア。倉庫は、定温エリア(摂氏15~25度、約1万4784m2)、冷蔵エリア(摂氏2~8度、約3716m2)の2温度帯からなり、安全高品質な医薬品物流サービス提供のため温度監視システムや発電機など、停電等のトラブルにも対応可能な最先端設備を備えている。
改修は9月中に完了し、10月より営業を開始する予定だ。
■倉庫の概要
所在地:700 Perry Rd. Plainfield, IN 46168
北側エリア面積:約1万8581m2
営業開始日:2024年10月予定
対応温度帯:摂氏2~8度/摂氏15~25度(2温度帯)
主要設備:定温倉庫、冷蔵倉庫、温度監視システム、監視カメラ、アクセス制御、発電機
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