ラピュタロボティクスは10月8日、日本出版販売(日販)が開所した新物流拠点「N-PORT新座」に自在型自動倉庫「ラピュタASRS」が導入され、稼働開始したと公表した。
日販が取り組む物流は、ロボティクスなど最新の技術を取り入れる方針で、ラピュタの自在型自動倉庫が採用された。雑貨や文具の出荷に活用される。
「ラピュタASRS」はアンカーレスでネジを使わず、ブロックのように自由な形状に設置できるため、さまざまな倉庫や工場に導入することができる。
また効率的な在庫管理機能、ピッキングシステムを用いて細かいアイテムを効率よく管理できる点が特長。日販の比較によると、通常の2~3倍の効率で商品の入荷検品・格納ができるという。
なお、「ラピュタASRS」のポールは通常は赤色だが、「N-PORT新座」には特別対応で青色に変えたものを納入した。