豊田合成は10月10日、インドにおける安全規制の強化を背景とするエアバッグの需要拡大に対応するため、豊田合成ウノミンダインディアのニムラナ工場を拡張し、2024年9月に新たな建屋での生産を開始したと発表した。
インドでは従来から車両搭載が増えていた前面衝突対応のエアバッグに加え、今後は車両の衝突安全アセスメントの強化により、側面衝突に対応するエアバッグ(サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ)の装着の進展が見込まれる。
同社はカーメーカーのニーズに迅速に対応するため、同国での開発・生産体制を整えており、その一環としてニムラナ工場を拡張したもの。
■豊田合成ウノミンダインディア(ニムラナ工場)の概要
設立:2008年4月
所在地:インド国 ラジャスタン州 ニムラナ
面積
土地:約7万8000m2
建屋:約2万1000m2 → 拡張後 約3万5000m2
生産品目:セーフティシステム製品(各種エアバッグ・ハンドル等)
ウェザストリップ製品
従業員数:約1500名(2024年3月末)
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