ヤマトホールディングス（ヤマトHD）は10月18日、テクノロジーインベストメントカンパニー「INTERLAGOS CAPITAL LLC（インターラゴスキャピタル）」が運営するファンド「INTERLAGOS LP I, LLC（インターラゴスLP）」への出資を決定したと発表した。
インターラゴスキャピタルは、宇宙、AI、バイオなど先端テクノロジーに特化した、米国に本社を置く企業。
「ディープテック」と呼ばれる次世代の産業創出・社会課題の解決が期待される、革新的先端技術を保有・活用するスタートアップとのネットワークを構築することを目的として、ヤマトHDは出資を決めた。
ヤマトHDは、物流および関連市場の成長モデル創出などを目的として、総額130億円のCVCファンド「KURONEKO Innovation Fund」を運営、複数のファンドへの出資をしている。現在も世界各国に情報ネットワークを広げ、事業成長につながるスタートアップとの接点や連携強化を進めており、この出資もその一環となる形だ。
ヤマトHDは出資を通じて、インターラゴスキャピタルが保有する知見や情報ネットワークとの接点を得ることで、新たな投資先の発掘や米国のディープテック領域のスタートアップとの協業など、新たな事業創出や機能創造を目指す。
■INTERLAGOS LP I, LLC概要
設立：2024年3月
運用期間：10年間
投資対象：最先端テクノロジー
ヤマトHD、レッドホース／RHの株式48.57％取得、資本提携・業務提携
