ショッピングセンターチェーンのベイシアは10月22日、大手スーパーで構成する「SM物流研究会」に9月から参加していることを発表した。
「SM物流研究会」とは、物流分野を競争領域ではなく協力領域と考え、各社協力による物流効率化策、サプライチェーン全体の効率化につながる施策を検討しようというもの。
2023年3月にサミット、マルエツ、ヤオコー、ライフコーポレーション4社が「持続可能な食品物流構築に向けた取り組み」を宣言し発足。現在では参加企業がベイシア含め17社にまで拡大している。
ベイシアは、ドライバーの待機時間を短縮するため納品時の予約システムを導入するなど、「運ぶ」効率化を目指した改革や、物流センターの運営効率・品質向上、最適な商品調達を実現するための引取物流に取り組んでいる。
今後、研究会に参加する中で、各社と連携しながら物流改革を行い、サプライチェーンの全体最適を図っていきたいとしている。
■参加企業(17社)
サミット、マルエツ、ヤオコー
ライフコーポレーション、カスミ
西友、いなげや、東急ストア
原信、ナルス、平和堂、エコス
たいらや、マスダ、与野フードセンター
イトーヨーカ堂、ベイシア