デカルト・データマインは10月22日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の9月分統計データを発表した。
これによると、9月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は4万5912TEUと前年から24.4%減少し、4万台になるのは昨年12月以来だ。
第3国へのトランシップ貨物は、前年比プラス2.6%(韓国8.3%減、中国1.2%増、台湾36.9%増、シンガポール88.7%増)とシンガポール・台湾が大幅増となった。
TS貨物量は昨年4月以降前年比で減少が続いていたが、TS率は36.2%となり、昨年8月以降前年比で13か月ぶりにプラスに転じた。
日本発母船直航ベースでは前年比34.3%減の2万9461TEUとなり、昨年8月から13か月ぶりに減少となった。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、自動車関連が前年比で30.8%減、農機・建機などを中心とした機械類が26.1%減、プラスチック製品が17.8%減、タイヤを含むゴム製品が31.7%減だった。対前月比でもすべての主要品目で減となった。
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