日本航空(JAL)が11月1日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、貨物郵便収入は国際線が643億円(前年同期比16.4%増)、国内線が153億円(32.3%増)となった。
フルサービスキャリア事業での貨物郵便収入は、国際線は自社貨物機や羽田・成田・関空間での世界基準に沿った医薬品輸送体制を最大限活用し、中国・アジア発米州向け貨物や医薬品などの高付加価値貨物の獲得を強化し、輸送重量増加と単価向上を図った。
国内線は、ヤマトホールディングスとの協同事業である貨物専用機が8月から羽田に就航し1日13便体制となるなど運航体制を着実に整備した。これらにより、前年を大きく上回る収入を確保した。
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