三菱商事都市開発は11月1日、インベスコ・グローバル・リアルエステート・アジアパシフィックと愛知県小牧市文津で共同開発していた物流施設「MCUD小牧」を10月31日に竣工したと発表した。
「MCUD小牧」は、「MCUD小牧北」に続きMCUD LOGISTICSシリーズでは2棟目となる。2024年問題を受け、関東と関西をつなぐ中継拠点として中部・小牧エリアの需要が増える中での竣工となった。
中継拠点としての需要に限らず、「小牧ジャンクション」を基点として名古屋・東海・北陸エリアへの配送利便性も高い希少なマルチテナント型物流施設だ。
施設は、関東・関西エリアへの広域配送拠点ニーズに対応可能な、名神高速・東名高速の起終点である「小牧IC」の至近に立地し、中部エリアの重要な基幹拠点を担える立地だ。名古屋港までも約30kmの距離に位置するため、ドレージ輸送にも優位性がある。
また、名鉄小牧線「味岡駅」からは徒歩や自転車通勤が可能であり、労働力確保の面でも期待を見込んでいるという。
最大3テナント(最小で各1万40.76m2)で分割賃貸可能かつ、ゆとりある柱スパンとトラックバースを完備。24時間操業が可能な工業専用地域に立地するため、通過型・在庫型・クロスドック型全ての物流に対応可能となっている。
■「MCUD小牧」物件概要
施設名称:MCUD小牧
所在地:愛知県小牧市大字文津神子地内
交通:東名/名神高速道路「小牧IC」約4km、名鉄小牧線「味岡駅」約1.3km
敷地面積:約1万6183.21m2(4895.42坪)
延床面積:約3万2367.04m2(9791.02坪)
構造・規模:一部鉄骨造、地上4階(倉庫部分3層、中2階事務所)
設計・施工:鹿島建設
竣工:2024年10月31日
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