霞ヶ関キャピタルは11月1日、神奈川県川崎市川崎区で自動冷凍倉庫「（仮称）LOGI FLAG TECH 東扇島I」を着工したと発表した。
＜「（仮称）LOGI FLAG TECH 東扇島I」外観イメージ（左）、「LOGI FLAG TECH」ロゴ（右）＞
「LOGI FLAG TECH 東扇島I」は、開発事業者である三菱商事都市開発より、霞ヶ関キャピタルがプロジェクトマネジメント業務を受託している。
施設は、物流業界における慢性的な問題である労働力不足や冷凍温度帯での就労環境の改善に対応すべく、新しい物流ソリューションを実現する手段の一つとして「自動化」の要素を加えた冷凍倉庫となる。
冷凍・冷蔵物流施設が集積する東扇島湾岸エリアにおいて、首都高速湾岸線「東扇島IC」より約2.0kmに所在しており、関東全域をカバーする配送拠点や輸出入貨物の集約拠点として利便性が高い立地だ。
2030年のフロン規制を見据えて、CO2およびアンモニアを用いた自然冷媒による冷凍機の設置、屋上には太陽光発電パネルの設置を予定しており、再生可能エネルギーを用いた電力供給など、環境への配慮がなされた施設計画となっている。
■施設概要
名称：（仮称）LOGI FLAG TECH 東扇島I
所在地：神奈川県川崎市川崎区東扇島29-4
交通：首都高速湾岸線「東扇島 IC」約2.0km
延床面積：2万776.80m2（6284.98 坪）
敷地面積：5000m2（1512.5 坪）
竣工予定：2026年夏
建物構造：鉄骨造地上3階建
開発事業者：三菱商事都市開発
設計：塩浜工業東京本社一級建築士事務所
施工：塩浜工業、村田機械
※自動倉庫は吹抜け構造で床がないため、延床面積は仮想床での面積を記載。
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