NXホールディングスは11月25日、アスエネの提供するCO2排出量の見える化クラウドサービス「アスエネ」とデータ連携し、顧客のサプライチェーン全体におけるCO2排出量削減をサポートすると発表した。
アスエネ社は「次世代によりよい世界を。」をミッションに、企業のサステナビリティ経営を支援し、脱炭素社会の創造に取り組んでいるスタートアップ企業だ。
共創内容は、物流におけるCO2排出量削減に取り組まれているNXグループの顧客に「アスエネ」を紹介し、顧客のサステナビリティ経営推進をサポートする。「アスエネ」を活用することで、顧客の事業全体におけるCO2排出量を見える化し、より効果的にCO2排出量削減対策を立案・実行することが可能になる。
また、アスエネ社の「アスエネ」プラットフォームと、NXグループが提供するCO2排出量算出ツール「エコトランス・ナビ」を連携。これにより「アスエネ」を利用する企業は、製造工程だけでなく物流における CO2 排出量についてもより詳細に算出することが可能となり、物流面での脱炭素化に向けた取り組みを強力に推進する。
なお、脱炭素社会の実現に向けて、気候変動に関する情報開示への動きが加速しているなか、企業はサプライチェーン全体の CO2排出量の計測・削減への対応を迫られている。 NXグループは、重要課題(マテリアリティ)解決への取り組みの1つとして「社会課題解決や持続可能社会の実現へ貢献するサステナビリティ経営を実践し、顧客・社会・株主・従業員から選ばれる企業グループへ変革する」ことを掲げ、顧客の持続可能な社会の実現に向けた取り組みをサポートしている。
本年6月に、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」を提供するアスエネ社に、NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合が出資し、共創をスタートさせた。今回、アスエネ社との共創として顧客のサステナビリティ経営をサポートするため、両社のサービス連携に取り組むとしている。
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