トルビズオンは1月17日、糸乗建設、岐阜県関市と共同で、ドローンの配送実験を行い成功したと発表した。
実験は、岐阜県関市武儀地区において、災害時を想定した「ウインチを活用した非着陸物資輸送」で、1月16日に実施された。
公共施設である武儀生涯学習センターを中継拠点(ハブ)として複数方向へのドローン輸送を行い、道路寸断リスクの高い山間部においても迅速・安全に物資を届けられる可能性を確認。
2018年7月豪雨災害の教訓を踏まえた空路整備とリスクアセスメント、さらにBCP(事業継続計画)をベースとした遠隔地官民連携の重要性を再認識する機会となった。
■実験概要
日時:2025年1月16日(木)10:00~10:50
場所:岐阜県関市 武儀地区(武儀生涯学習センター、武儀事務所、武儀倉集会所、ハートシティ中濃の杜 ほか)
使用機体:DJI社製「FlyCart30」(ウインチシステム搭載)
フライトルート:
関市武儀事務所 → 武儀生涯学習センター(約2.5km)
武儀生涯学習センター ←→ 武儀倉集会所(約2.5km 往復)
武儀生涯学習センター ←→ ハートシティ中濃の杜(約2km 往復)