トルビズオンは5月23日、本社を福岡市のIPO支援施設「ibb fukuoka」に移転したと発表した。
同社は最新物流機「DJI FlyCart30」など産業用ドローンの販売を行うとともに、国家ライセンスなどのドローンスクールにも対応。また、ドローン空路整備サービスである「S:ROAD」を開発・運用している。
今回の移転は、同社のさらなるドローン事業拡大が目的。ibb fukuokaの充実した設備と支援プログラムを活用し、ドローン空路整備事業を加速する。
「S:ROAD」は、定期航路となるドローンの飛行空域を可視化し、ドローン産業の社会実装を目指すサービス。「DJI FlyCart 30」は、最大40kgの重量物を搭載し、16kmの長距離飛行を実現する高性能な物流ドローンだ。
災害時の緊急物資の搬送、山間部や離島への物資輸送、農業用資材の運搬など、多様なユースケースに対応可能で、トルビズオンは「DJI FlyCart 30」を活用することで、効率的で迅速な物流ソリューションを提供し、地域社会の発展に貢献していく考えだ。
■トルビズオン本社
福岡市中央区天神2-3-36 ibb fukuoka ビル304
トルビズオン/佐賀県多久町の防災訓練でドローン物資搬送を実施