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C&W/茨城県猿島郡に11.3万m2のマルチ型物流施設を竣工

2025年01月21日/物流施設

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は1月21日、茨城県猿島郡境町で物流施設 「LF境古河」を竣工したと発表した。

<LF境古河外観写真>
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「LF境古河」は、C&Wグループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(CWAM)が境古河ファシリティ特定目的会社を通じて竣工。

竣工式は1月20日に執り行われ、同日にはC&Wと茨城県猿島郡境町との間で「災害時等における緊急避難場所の施設使用に関する協定」を締結している。

<東側外観>
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<南東側外観>
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「LF境古河」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「境古河IC」から約2.3 km、下小橋工業団地内に位置している。

現在、圏央道は「久喜白岡JCT」以東の4車線化工事が順次進められており、慢性的に渋滞の多かった久喜白岡JCT~幸手IC間は工事完了により既に内回り・外回りともに渋滞が緩和されている。

また、国道354号境岩井バイパス、新4号国道に接続する古河境バイパスの開通が予定されており、交通利便性の向上を契機として、境古河エリアは今後関東および東日本の広域配送拠点として物流拠点の集積が進むことが期待されている立地だ。

<中央車路>
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<倉庫スペース>
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「LF境古河」は、地上4階建て・延床面積約11万3000m2の、大型ランプウェイを備えたマルチテナント型物流施設。

バースには45フィートコンテナ車を含む大型車両が各階へ直接接車でき、テナント区画は1フロア最大約2.4万m2、フロア分割により施設全体で最大16テナントが入居可能だ。

駐車場約460台を確保し、倉庫空調の全館設置に対応する電気容量を備えるなど、テナントの様々なニーズに柔軟に対応している。

<メインエントランス>
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建物共用部にはカフェテリア・売店などを設置し、倉庫内には大型シーリングファンや一部空調を実装。施設内で働く人々やドライバーにも配慮した快適な空間を提供している。

<カフェテリア>
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サステナビリティへの取り組みとして、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aランク認証、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)6スター、ZEBを見据えた先進建築物を示すZEB Ready(省エネ基準の50%以下までエネルギー消費量を削減した建物)認証を取得。

太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備の設置、BCP対策として災害時に備え受変電設備・非常用発電機を建物上部に設置するなど、事業用不動産における持続可能性を備えた施設となっている。

CWAMの田中 義幸社長は「LF境古河は積極的に企業誘致に取り組んでいる境町に位置し、圏央道、新4号国道を利用しての関東及び東日本へのアクセスに優れていることから、多様な物流ニーズに応える北関東のフラッグシップになるものと期待している」とコメントしている。

■施設概要
施設名:LF境古河
所在地:茨城県猿島郡境町下小橋838-3
敷地面積:5万183m2
延床面積:11万3291m2
用途地域:工業専用地域
構造:地上4階建て、鉄骨造
着工:2023年7月
竣工:2025年1月
認証取得:CASBEE Aランク(新築)認証、BELS 6スター、ZEB Ready認証
設計・施工:JFEシビル
設計監修:フクダ・アンド・パートナーズ
監理監修:アクア

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