はしご・脚立のメーカー長谷川工業は1月22日、群馬県邑楽(おうら)郡の千代田工業団地内に自社最大規模の新たな物流拠点「関東物流センター」を開設し、2月3日より稼働すると発表した。
施設は、群馬工場の通りを挟んだ向かいに位置しており、生産された製品を迅速に物流センターへ移送する体制を整えている。これにより、製品の出荷までの時間短縮を実現し、顧客への納期対応力が向上する。
主な特徴には、移動ラック導入により格納効率を上げることに加え、商品欠品リスク軽減を図る。群馬県邑楽郡千代田町は、東京から約60分とアクセス良好で、災害も少ないことから製造工場や物流倉庫等が数多く立地。主要高速道路へのアクセスが良好な立地を活かし、関東地域を中心とした東日本の顧客への迅速な製品供給を可能にする。この立地環境を活かし、サプライチェーン全体の効率化と強化を図っていくとしている。
なお、施設内には2025年1月より稼働を開始した長谷川工業「北関東営業所」のオフィスを併設している。この配置により、生産・営業・物流の一体化を図り、効率的な運営体制を実現する。
■概要
名称:関東物流センター
所在地:群馬県邑楽郡千代田町上中森652-1
(長谷川工業 群馬工場 通りを挟んだ向かい)
床面積:3465m2(約1050坪)
稼働開始日:2025年2月3日
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