住友倉庫が2月5日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高1437億5300万円(前年同期比2.1%増)、営業利益101億2400万円(1.5%減)、経常利益142億600万円(1.2%増)、親会社に帰属する当期純利益92億7500万円(0.6%増)となった。
物流事業全体では、売上高は1359億5900万円(2.6%増)、営業利益は107億3500万円(4.3%増)だった。
このうち倉庫業は、輸送機器用部品及び地金等の取扱いが増加したことで、倉庫収入は241億3400万円(2.3%増)。
港湾運送業は、一般荷捌およびコンテナ荷捌が堅調に推移し、港湾運送収入は244億500万円(5.1%増)。
国際輸送業は、海外子会社の取扱いは減少したが、国際一貫輸送とプロジェクト輸送が増収となり、航空貨物の取扱いも増加したことから、国際輸送収入は395億7000万円(0.8%増)。
陸上運送業およびその他の業務では、eコマース関連の輸送が増加したことで、陸上運送ほか収入は478億4800万円(3.0%増)だった。
通期は、売上高1918億円(3.9%増)、営業利益133億円(0.9%増)、経常利益168億円(0.5%減)、親会社に帰属する当期純利益192億円(53.7%増)を見込んでいる。
住友倉庫 決算/4~9月の売上高1.9%増、営業利益2.6%減