大王製紙は2月5日、家庭用・業務用紙製品の価格改定を実施すると発表した。
改定時期は、4月1日納品分から。対象品種はティシュー、トイレットペーパー、キッチンタオル、ペーパータオル 他家庭用・業務用紙製品 全品。改定幅は現行価格より10%以上の値上げとなる予定。
同社では、顧客へ安心・安全で高品質な製品の提供に向け、生産性の向上や諸経費の削減などに取り組みながら、製品価格の維持に努めてきた。しかしながら、物流費、人件費の高騰が継続しており、自助努力だけではコスト上昇分を吸収することが困難な状況となっていることから、価格改定となったもの。